3大欲求からはみ出した感情を持っている若者たちの話。
映画化される何年か前に小説読んだんやけど、
これ映画化されるんやっていう衝撃と、
どんなふうに映像化されるのかっていう興味で映画館にも足を運んだ!
最近の風潮として、
みんな、個性を受け入れていこう
みんな違ってみんないい
いわゆる”多様性”。
この正欲が映画化されたことも、
多様性が謳われている時代だからこそ
出来た作品やと思う。
多様性って良い言葉やけど、
時にはただの綺麗事になってしまう。
世間一般の普通に当てはまってないと
この社会では普通に生きていけないのかと思ってしまう。
そもそも普通ってなに?
と。結論が出ない。
真の意味での多様性については
今の自分には処理しきれない。
ただ、自分の中での普通は
隣の人からすると普通じゃないかもしれない
自分の想像を超えるものもあるかもしれない
自分の価値観を押し付けるのも違うし、
相手の価値観を否定するのも違う。
誰かと比較して、
自分や相手の優劣を感じるのも違う。
それだけは、忘れずに生きていこうと思った。